こんにちは、鍋山です。
いつものローカル開発環境では、気楽にNode.jsのバージョンを切り替えてdaabを実行しています。 Node.jsのバージョンの切り替えが楽にできるツールは、nvmやnodebrewなどがあります。
nvmでは、「nvm use 4.0.0」とコマンドを打つことで、Node.js 4.0.0に切り替えられます。 nodebrewでは、「nodebrew use 4.0.0」といったようにどちらも似通った使い方ができます。
では、同環境下で複数のBotを実行する場合に、それぞれで異なるNode.jsのバージョンを使いたい場合にどうしたら良いのでしょう?
今回は、これらのツールを使って、同一環境下で一つのBotをNode.js 4.x.xで実行し、もう一つのBotをNode.js 5.x.xで実行する方法を紹介します。
用意しておくこと
- nvm or nodebrewのインストール
- 各バージョンにdaabインストール
nvm or nodebrewのインストール
nvmやnodebrewは利用する環境にインストールする必要があります。 今回の記事では省略させていただきます。
各バージョンにdaabインストール(v4.4.2とv5.10.0を使う場合)
各Node.jsのバージョン別にdaabをインストールする必要があります。
nvmの場合
(nvmとnpmは違うものですので、気をつけてください)
Node.jsのバージョン指定インストール
nvm install 4.4.2 nvm install 5.10.0
各バージョンにdaabをインストール
nvm use 4.4.2 npm install -g daab nvm use 5.10.0 npm install -g daab
nodebrewの場合
Node.jsのバージョン指定インストール
nodebrew install-binary v4.4.2 nodebrew install-binary v5.10.0
各バージョンにdaabをインストール
nodebrew use v4.4.2 npm install -g daab nodebrew use v5.10.0 npm install -g daab
※インストール時のバージョン指定記述方法はいくつか種類があります。
バージョンを指定してdaabを実行する方法
nvmの場合
// 一つ目のプロジェクトディレクトリにて nvm exec 4.4.2 daab start // 二つ目のプロジェクトディレクトリにて nvm exec 5.10.0 daab start -d
nodebrewの場合
// 一つ目のプロジェクトディレクトリにて nodebrew exec 4.4.2 -- daab start // 二つ目のプロジェクトディレクトリにて nodebrew exec 5.10.0 -- daab start -d
これで複数のdaabを異なるNode.jsのバージョンを使用して実行することが可能になります。