daab をご利用いただきありがとうございます。
この度、以下の内容で daab sdk をバージョンアップいたしました。
- アクションスタンプの返信・締め切り・情報取得に対応しました。
- メッセージ送信イベント(onsend)を記載しました。
- 未読・既読イベント(onread)の仕様を変更しました。
- その他、不具合修正。
更新は必須ではありません。更新しない場合は、これまで通りご利用いただけます。
更新手順
daab
を実行しているフォルダで、以下の更新作業をしてください。
daab sdk (lisb-hubot@2.19.2, direct-js@0.1.25)
$ npm install lisb-hubot
※ lisb-hubot が package.json
に登録されていない場合は、以下で更新してください。
$ npm uninstall hubot --save
$ npm install lisb-hubot --save
daab コマンド (0.1.4)
$ npm install -g daab
daab starter テンプレート (0.3.5)
$ git fetch daab-starter && git merge daab-starter/master
※ daab-starter が登録されていない場合は、以下で登録してください。
$ git remote add daab-starter https://github.com/lisb/daab-starter.git
更新内容について
アクションスタンプの返信・締め切り・情報取得
アクションスタンプは、Yes/Noスタンプ、選択肢(セレクトスタンプ)、TODO(タスク)スタンプです。
これまでボットからはこれらのスタンプを送信するだけでしたが、
- ボットがユーザのアクションスタンプに返答する
- ボットが送信したアクションスタンプを締め切る
- ボットが送信したアクションスタンプに、どのユーザが回答したのか取得する
ということができるようになりました。
詳細については、daab 仕様をご参照ください。
メッセージ送信イベント(onsend)
以前にブログの記事でも紹介しましたが、メッセージを送信した後、そのメッセージのIDを取得できるようになっています。
ドキュメントに記述がなかったため追記しました。
未読・既読イベント(onread)の仕様変更
これまでの仕様では、メッセージを送信すればするほどサーバのAPIを呼び出す回数が増えて負荷が増えていました。(多人数のトークではなかなか全員既読にならず、既読者を確認しつづけていました)
そのため、daab仕様を少し修正しました。
- 「メッセージの未読・既読」情報を取得したいときは、onread プロパティを必須とする。(ex: onread: () -> true)
- 24時間たっても未読・既読に変更がなければ、API呼び出しによる変更監視は終了します。
以上、今後とも daab をよろしくお願いします。